総社市にある岡山県立大学の魅力とは？概要や特徴などをご紹介！

不動産を売るときは、周辺にある学校の魅力をアピールすると興味をもたれる可能性があります。
購入する際や賃貸物件のお部屋探しをする際も、近くにある学校から候補を絞ることがあるでしょう。
そこで今回は、総社市で不動産の賃貸売買をお考えの方に向けて、岡山県立大学をご紹介します。
概要や学部、特徴についてご紹介しますので、ぜひご参考にしてください。

総社市にある岡山県立大学の魅力をチェック①概要について

岡山県立大学は、総社市にある公立大学です。
公立大学は私立大学よりも授業料の負担が少ないので、まずその点が大きな魅力でしょう。
岡山県立大学には、他にも多くの魅力があります。
そこで、岡山県立大学はどのような大学なのかを知るために、概要を確認してみましょう。

総社市にある岡山県立大学の概要1：理念

総社市にある岡山県立大学の理念は、「人間尊重と福祉の増進」です。
この理念を実現するために、他の教育研究機関や地域社会と交流連携し、人間・社会・自然の関係性を重視した教育をおこなっています。
また、知性と感性、豊かな教養と深い専門性を身につけ、学術文化の進展や地域産業の振興に寄与できる人材の育成を目指しています。

総社市にある岡山県立大学の概要2：ミッション

岡山県立大学の公立大学としてのミッションは、「社会連携・社会貢献」です。
その達成のために、岡山県立大学では深い専門性を各学部の主専攻で、豊かな人間力を副専攻である吉備の杜で学ぶ教育システムを構築しています。
吉備の杜とは、主専攻以外の分野の知識や考え方を学ぶことにより、専門教育の補完や修学意識の向上につなげる制度です。
岡山県立大学では、この制度をとおして、地域で活躍でき、地域の未来を展望できる人材の育成を目指しています。

総社市にある岡山県立大学の概要3：沿革

岡山県立大学のはじまりは、1946年に設立された岡山栄養科学園です。
大学の開学は1993年4月で、保健福祉学部・情報工学部・デザイン学部・短期大学部が設置されました。
1997年には、大学院に保健福祉学研究科と情報系工学研究科の修士課程、1998年にはデザイン学研究科の修士課程が設置されています。
その後は、さまざまな機関の設置や廃止、名称変更や学科の再編などがおこなわれ、より良い形へと変化を続けながら現在に至ります。

総社市にある岡山県立大学の概要4：アクセス

岡山県立大学の最寄り駅は、JR桃太郎線の服部駅です。
駅からは徒歩5分で到着でき、通学のしやすさも魅力の1つに挙げられます。
大学の周辺は、古代吉備文化の中心として栄えた場所で、多くの名所旧跡が点在する歴史を感じられる地域です。

●所在地：岡山県総社市窪木111
●アクセス方法：JR桃太郎線「服部駅」より徒歩5分

総社市にある岡山県立大学の魅力をチェック②学部や学科について

総社市の岡山県立大学には、保健福祉学部と情報工学部、デザイン学部があります。
それぞれの学部の特徴を知るために、目的や学科の概要などを確認しましょう。

岡山県立大学の学部1：保健福祉学部

保健福祉学部は、看護・栄養・福祉・幼児教育の分野において、人々の健康の維持や増進に貢献できる人材の育成を目指している学部です。
学科は看護学科と栄養学科、現代福祉学科と子ども学科の4つです。
看護学科は知識と技術はもちろん、自主性や豊かな人間性も兼ね備えた全人的なケアを提供できる看護専門職の育成を目指しています。
栄養学科は食品学・栄養学・生命科学を柱として学び、健康維持や疾病の予防などにおいて広く地域社会に貢献できる人材への成長を目指す学科です。
現代福祉学科は、多様な課題解決力をもつソーシャルワーカーやマネジメント力のある介護福祉関連の人材育成を目指しています。
子ども学科は、子どもを支えるための理論や実践力を備えた幼児教育・保育の専門家を育成しています。

岡山県立大学の学部2：情報工学部

情報工学部は、高度情報化社会を持続的に発展できる技術者の育成を目指す学部です。
学科は情報通信工学科と情報システム工学科、人間情報工学科の3つです。
情報通信工学科は、ソフトウェアとハードウェアの両方の技術を有する技術者を育成しています。
情報システム工学科は、領域横断型のエンジニアとして新たな工学的価値を創出できる人材の育成を目指す学科です。
人間情報工学科は、「人間中心の設計思想」を理念とし、使用する人の特性やニーズに沿った設計ができる人材の育成を目指しています。

岡山県立大学の学部3：デザイン学部

デザイン学部が目指しているのは、10年後の社会と自分をデザインできる人材の育成です。
めまぐるしく変化する現代社会を的確に把握し、見つけた課題をデザインによって解決できる能力を育てています。
デザイン学部の学科は、ビジュアルデザイン学科と工芸工業デザイン学科、建築学科です。
ビジュアルデザイン学科は、視覚伝達の知識や技能を基盤とし、グラフィックや映像の専門性を高めて、さまざまなメディアで活躍できる人材を育成しています。
工芸工業デザイン学科が目指すのは、立体的な造形教育を基盤に工芸的な緻密さと工業的な合理性を学び、複合的な対応力を備えたスペシャリストの育成です。
建築学科では、設計を中心とした知識や技能を修得し、インテリアから地域計画まで幅広く貢献できる専門家を育てています。

総社市にある岡山県立大学の魅力をチェック③特徴について

岡山県立大学の基本情報である概要や学部を確認したら、最後に特徴をチェックしましょう。
総社市にある岡山県立大学の特徴には、将来につながる支援が手厚いことが挙げられます。
また、社会人が学べるプログラムを実施していることも特徴の1つです。
そこで、これらの特徴につながっている3つの取り組みを確認しましょう。

岡山県立大学の特徴1：就職支援の取り組み

岡山県立大学では、学生が希望する仕事に就けるように、各種セミナーやガイダンスの開催、相談員による就職相談などを実施しています。
また、「求人NAVI」と呼ばれる求人情報検索システムを活用したサポートもおこなわれています。
そして、各部で就職支援がおこなわれていることも岡山県立大学の特徴です。
たとえば、保健福祉学部では、学科によって就職・進学のガイダンスの開催や領域に応じた個別相談、国家資格受験対策と一体となったサポートなどが実施されています。
就職は将来に直結する重要なことなので、そのサポート体制が整っていると心強さを感じられるでしょう。

岡山県立大学の特徴2：キャリア形成支援の取り組み

岡山県立大学では、大学生にとってのキャリア形成を「目標とそこに至るまでの計画や道のり」と捉えています。
そして、学生が4年間で「なりたい自分」を目指せるように、取り組みのサポートをしています。
具体的な支援内容は、キャリアに関する相談の受付やキャリアカルテの整備、県大吉備塾などです。
相談窓口は複数あるので、内容によって適した相談先を選ぶことができます。
キャリアカルテには、自己分析や今後の目標設定につながる機能があり、県大吉備塾は卒業生が経験談や現在勤務する職種や業界の情報を紹介する講座です。
これらを活用すると、将来に向けた基盤を固めることができるでしょう。

岡山県立大学の特徴3：リカレント教育プログラムの取り組み

リカレント教育とは、社会人が仕事で求められる能力を自主的かつ継続的に学び直すことであり、近年注目度が高まっています。
岡山県立大学では、開講されている科目の一部を社会人が無料で履修できます。
社会人になってからの学びは、学生の頃とは違うものを得られる貴重な機会になるでしょう。

まとめ

総社市の岡山県立大学には、3つの学部と多彩な学科があり、専門的な勉強ができます。
駅から近く、将来につながる支援が手厚いなど、多くの魅力がある大学です。
総社市で不動産の賃貸売買をお考えの方は、岡山県立大学を売却時のアピールポイントにしたり、購入もしくはお部屋探しの際の検討材料にしたりしてみましょう。