総社市は子育てしやすい？子育て支援制度や子育て関連施設もご紹介！

不動産の売買を考えている子育て世帯の方にとって、子どもを育てやすい環境かどうかは大切な要素です。
岡山県総社市は子育てしやすい環境なのか、子育て支援制度は充実しているのか、子育て世帯が利用できる施設はあるのかなどが気になる方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、総社市の子育てのしやすさや子育て支援制度、子育て関連施設についてご紹介します。

総社市の子育てのしやすさは？

総社市は自然豊かで交通アクセスも良く、子育て世帯に適した住環境が整っています。
市の取り組みや地域の特徴を知ると、子どもとともに安心して暮らせる魅力が見えてきます。
まずは、総社市における子育てのしやすさについて見ていきましょう。

子育てのしやすさ①子育て王国そうじゃの魅力

総社市は「子育て王国そうじゃ」とのキャッチフレーズのもと、子どもたちの健やかな成長を地域全体で支えています。
たとえば、地域では育児家庭を対象にしたイベントや講座、交流会が多く開催されており、親子で気軽に参加できる機会が豊富です。
子育てのしやすさでは、岡山県内でも随一の環境であるといえます。
また移住者向けにも情報を積極的に発信しており、新しい住民でも安心して子育てをスタートできる環境が整っています。

子育てのしやすさ②豊かな自然環境

総社市は、美しい自然に囲まれた環境が特徴です。
たとえば備中国分寺周辺の広大な田園風景や吉備路自転車道は、家族でのんびりと散策やサイクリングを楽しむのに最適です。
また市内には子どもが遊べる公園や緑地が多数整備されており、四季折々の自然を感じながら遊べます。
自然との触れ合いは子どもの感性を育むうえでも大切な要素であり、総社市における子育てのしやすさにつながっています。

子育てのしやすさ③交通利便性の高さ

交通アクセスの良さは、子育て家庭にとって大きな魅力です。
総社市にはJR伯備線やJR吉備線が通り、岡山駅や倉敷駅までスムーズにアクセスできます。
また高速道路のインターチェンジが市内にあるため、車移動もしやすい環境です。
家族での遠出や子どもの習い事・通学にも便利な利便性の高さも、子育てのしやすさにつながるポイントのひとつです。

総社市の子育て支援制度

行政による手厚い支援制度が整っている点は、総社市で子育てをおこなうメリットのひとつです。
経済的支援や情報提供、地域住民との連携を活かした取り組みが、親の子育ての負担を軽減します。
ここでは、総社市がおこなっている子育て支援制度についてご紹介します。

子育て支援制度①こどもまんなか応援サポーター制度

総社市では「こどもまんなか応援サポーター制度」を導入し、地域全体で子どもを見守り支える仕組みを構築しています。
こどもまんなか応援サポーター制度はこども家庭庁が提唱する「子どもの利益を一番に考える社会の実現を目指した取り組み」です。
この制度の趣旨に賛同した個人や団体・企業、自治体が中心となり、安心して子どもを育てられる環境づくりに大きく貢献しています。

子育て支援制度②総社市子育て応援BOOK

総社市では「総社市子育て応援BOOK」を配布し、地域の子育て情報を幅広く提供しています。
この冊子には市内の保育園・幼稚園、医療機関、子育て関連施設、行政サービスの内容が網羅されています。
また子ども向けのイベント情報や緊急時の連絡先なども記載されており、新たに総社市に移住した家庭にとっても頼りになる存在です。
なお、総社市子育て応援BOOKは総社市役所のこども課子育て支援係で配布していますが、電子書籍としてダウンロードすることも可能です。

子育て支援制度③総社市出産・子育て応援給付金支給事業

総社市では、妊娠・出産・子育てにかかる世帯の経済的負担を軽減するため、給付金を支給する制度を設けています。
対象者には妊娠中に面談を受けた妊婦や、生後4か月未満の赤ちゃんがいる家庭が含まれます。
この給付金は育児用品の購入や出産後の生活費の補填などに利用でき、子育てを始める家庭にとって大きな助けとなるでしょう。
給付金は妊娠届け出時に5万円、出生後に5万円を計2回受けられます。
支給を受けるには申請書類などを子ども課母子保健係に提出する必要があるので、条件に該当するときには忘れずに申請するようにしましょう。
なお給付金は、原則として申請時の住所地を管轄する自治体が支給することになっています。
また引っ越し前の自治体で給付金を受けているときには、引っ越し先で新たに申請することはできません。
外国籍の方も要件を満たせば給付金の支給対象となるので、自分が要件に当てはまるか不安なときには自治体の窓口に問い合わせることをおすすめします。
給付金の振り込みには申請から1～2か月ほどの期間がかかるので、スケジュールには余裕をもって申請することが大切です。

総社市の子育て関連施設

総社市には、子育て家庭をサポートする施設が充実しています。
ここでは、日常のサポートから緊急時の対応まで地域の子育てを支える施設の概要をご紹介します。

子育て関連施設①ファミリーサポートセンター

総社市の「ファミリーサポートセンター」では、地域の助け合いを活かした子育て支援をおこなっています。
たとえば保育園や学校への送迎、一時的な子どもの預かりなど親の仕事や用事に応じた支援を提供します。
実際に子育てをサポートしてくれるのは、ファミリーサポートセンターに登録している提供会員です。
ファミリーサポートセンターが支援を受けたい親（利用会員）と支援をおこないたい方（提供会員）をマッチングさせる仕組みとなっています。
提供会員はファミリーサポートセンターが認める保育サービス講習会の修了者であるとともに、毎月の定例会・研修会でノウハウを習得している、いわば子育てのプロです。
とくに共働き家庭や単身での育児において、頼りになるパートナーといえます。
実際に提供会員に子育てをサポートしてもらったときには、一定の利用料金を支払います。

子育て関連施設②つどいの広場

「つどいの広場」は親子が気軽に立ち寄り、交流を深められる場として市内に4か所設置されています。
施設内にはおもちゃや絵本などが用意され、子どもが自由に遊べる環境が整っています。
また定期的に開催される育児相談やイベントでは同じ悩みを持つ親同士が話し合う機会も提供され、育児の不安を軽減することも可能です。
初めて子育てをする親にも、心強い場所となるでしょう。

子育て関連施設③赤ちゃんの駅

総社市内の複数の公共施設・民間施設内には「赤ちゃんの駅」が設けられています。
これらの施設では授乳やおむつ替えが可能で、小さな子どもを連れた外出時の大きな助けになります。
赤ちゃんの駅はショッピングセンターや市役所、駅周辺に設置されており、気軽に利用しやすい点が魅力です。
外出中のストレスを軽減し、安心して子どもとの時間を楽しめます。
なお、赤ちゃんの駅の設置場所によっては定休日があるため、事前に確認しておくと安心です。

まとめ

子育て王国そうじゃと呼ばれている岡山県総社市には、地域全体で子育てをサポートする体制が整っています。
地域の子育て情報を提供する「総社市子育て応援BOOK」を配布したり、出産・子育て応援給付金を支給したりと行政による手厚い支援がある点も魅力的なポイントです。
またファミリーサポートセンターやつどいの広場、赤ちゃんの駅など子育て関連施設も充実しており、安心して子どもを育てられる環境です。